管理人のおざぴです。ご来訪ありがとうございます。
こちらのブログではラベルを集めてあります。
切手については『ウィキペディア(Wikipedia)』の切手のカテゴリーに詳しく記載されていますが
ラベルとはスコット・カタログに記載されていない、すなわち各国の国家機関や公共事業体以外のものが発行したいわゆる偽切手のことです。
エージェント切手とか土侯国切手とも呼ばれています。
注:スコットカタログ(Scott catalogue)とは、アメリカ合衆国のスコット出版が毎年発行している世界中の郵便切手を収録したカタログ(図鑑)のことです。
他にもイギリスのギボンズカタログやドイツのミッヘルカタログ、フランスのイベールカタログなどがあります。
ある国が外貨獲得のためにコレクター向けの切手ソックリな商品を
売り出したものが「ラベル=偽切手」です。
その他にも偽切手には
「本物そっくりで使用を目的とした偽物」
「反政府活動等の謀略切手」
「政権が存在しないにもかかわらず存在を見せかけるもの」
などがあります。
切手は有価証券で金銭と同等の価値がありますが
ラベルはただの紙切れ。シールと同じです。
見た目は切手そのものなんですけどねー。
コレクター向けにわざわざ作っているためか絵柄の魅力満載ですし。
さまざまな切手を紹介するにあたってブログを2つに分けた理由は
切手(有価証券)とラベルを区別するためです。
「犬の切手」ブログも「犬のラベル」ブログも
細心の注意を払った上で切手やラベルを記載していますが
もし万一間違いがありましたらご指摘いただけると助かります。
切手(有価証券)かラベル(ただの紙切れ)かの見分けは
スコット・カタログと、土侯国切手については下記の
『Easy Almanac of World Stamps』
のサイトを参考にしながら調べています。
国名もこちらのサイトの名称を使用しています。
こちらのブログではラベルのみのご紹介です。
切手とラベルの見分けは、少々難しい点もあります。
例えば「東チモール民主共和国」という国があります。
2002年5月20日にインドネシアから独立しました。
この2002年5月20日を境にして、東チモールが発行したものは
この日以前のものは「ラベル」、以降のものは「切手」になるのです。
その他にもアジマンやザイールのように今はデッド・カントリーに
なってしまった国はどう扱えばよいのか。(←これは切手として扱います。)
アラブ土侯国やロシア連邦内の名前も聞いたこと無いような国らしきもの(いわゆるロシア・ローカル)などがうじゃうじゃラベルを発行してます。(←当然ラベル)
スコット・カタログがあればほとんど解決するのですが
2006年度版だけでも電話帳サイズの本が6冊セットです。
1冊が9千円前後ですから毎年購入できるものではありません。。。
CD-ROM版もありますが、やはり高い!
犬種の参考にした資料は
『The ENCYCLOPEDIA of the DOG』(ペットライフ社発行)と
DOMFIL社の『Thematic Stamp Catalogue FAUNA DOGS』
をメインに使いました。
英語とスペイン語で書かれているカタログですが
切手の絵柄と発行国、発行年度が記載されているので言語は問題なく使用できました。
このカタログには2000年までに発行された犬の切手が記載されています。
逆をいえば、このカタログに載ってないものはラベルの可能性が高いのです。
日本では郵趣サービスで購入可能です。
犬種名については統一するために
社団法人ジャパン ケネル クラブ(JKC)の名称を基準としました。
このブログ内を犬種名で検索するときは犬種名一覧を参考にして下さい。
特定の犬種のものだけを買いたい場合は
オークション:YAHOO、BIDDERS、楽天、ebay
海外のネットショップ
になるでしょう。
ラベルは郵趣サービスやスタンプショップでは扱っていません。
手探り状態で集め始めたサルーキラベルですが
こちらも今現在は全種類コンプリートしております。
最初は何種類あるのかもわからず、どこで買えばいいのかもわからずでした。
コレクターの身としては切手でもラベルでもどっちでも・・・
というのが本音ですが、紹介する側になると扱うのは有価証券ですから
そう簡単にもまいりません。
やっかいなブツです。
ご覧頂く皆さまには2つに分かれてしまってご不便をお掛け致しますが
上記のような理由をご理解頂けるようお願い申し上げます。
どうぞ2つのブログをお楽しみ頂けますように。
疑問な点やラベルの犬種間違いなどございましたら
コメントやメールでお問い合わせください。
wankostamps@gmail.com